こんにちは、北海道の道と暮らしナビのカズ180です。北海道で暮らして48年、以前は観光バスの運転手として道内各地を走っていました。今でも札幌近郊だけでなく、旭川や富良野、美瑛、函館、道東方面まで車で出かけています。

イメージ画像です。
9月の北海道は、夏から秋へ季節が切り替わっていく時期です。昼間は半袖でも歩けるほど暖かい日がある一方、朝や夕方になると空気が急に冷たくなり、「上着を持ってきてよかった」と感じる日もあります。
しかも北海道は広いため、札幌と旭川、函館、釧路では同じ9月でも気温が違います。さらに9月上旬と下旬では、同じ場所でも服装の感覚がかなり変わるんですよ。
私自身、9月に道内を車で移動するときは、朝の気温を確認して上着を一枚追加することがあります。昼になって暖かくなれば脱ぎ、夕方になればまた着る。北海道では珍しいことではありません。
旅行で失敗しにくい考え方は、厚手の服を一着だけ持っていくことではなく、半袖や薄手の長袖に、脱ぎ着しやすい羽織りを組み合わせることです。
この記事では、9月上旬・中旬・下旬の違いから、札幌・函館・旭川・釧路の地域差、半袖やコートの判断、夜景や山へ行くときの注意、靴や雨具まで詳しく紹介します。
- 北海道9月上旬・中旬・下旬の服装の違い
- 札幌・函館・旭川・釧路の気温と服装
- 半袖やコートが必要になるタイミング
- 旅行で役立つ上着・靴・雨具の選び方
北海道9月の服装は時期と地域で変わる
北海道の9月の服装を考えるときは、「9月だから秋服」と一つに決めないことが大切です。
上旬には夏の暖かさが残り、中旬になると朝晩の涼しさが目立ち、下旬には秋用の上着が活躍します。また、内陸部や道東、標高の高い場所では、市街地よりさらに涼しく感じることがあります。
まずは北海道各地の9月の気温を確認し、そのあと旅行する時期と目的地に合わせて服装を考えていきましょう。
9月の気温を地域別に比較
北海道の9月で特に意識したいのは、最高気温だけではなく最低気温です。
気象庁の過去の気象データで1991〜2020年の平年値を見ると、札幌の9月は平均18.6℃、日最高22.8℃、日最低14.8℃です。函館は平均18.8℃、日最高23.2℃、日最低14.6℃、旭川は平均16.4℃、日最高21.9℃、日最低11.7℃、釧路は平均16.5℃、日最高20.1℃、日最低12.9℃となっています。
これらは月全体の平年値なので、旅行当日の気温を示すものではありません。それでも、札幌と旭川では朝晩の気温感覚が違うことや、釧路では日中も札幌ほど気温が上がらない傾向をつかむ目安になります。
| 地域 | 平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 |
|---|---|---|---|
| 札幌 | 18.6℃ | 22.8℃ | 14.8℃ |
| 函館 | 18.8℃ | 23.2℃ | 14.6℃ |
| 旭川 | 16.4℃ | 21.9℃ | 11.7℃ |
| 釧路 | 16.5℃ | 20.1℃ | 12.9℃ |
数字を見ると、昼間が20℃を超える地域でも、朝晩には10℃台前半まで下がることが分かります。
特に旭川は札幌より最低気温が低いため、札幌を出発したときには上着が必要なかったのに、夕方の旭川では欲しくなることがあります。
9月の北海道では、最高気温と最低気温をセットで確認してください。昼間だけを基準に服装を選ぶと、朝晩に寒くなることがあります。薄手の上着を一枚持っておくと対応しやすいですよ。

朝晩の空気が涼しくなる9月の北海道をイメージした風景です。
9月上旬は半袖と羽織り
9月上旬の北海道では、まだ夏らしい暖かさが残る日があります。
札幌や函館で晴れれば、日中は半袖Tシャツ一枚でも快適に歩けることがあります。北海道だから9月は涼しいだろうと思って最初から厚着をすると、街歩きの途中で暑くなる日もあるでしょう。
そこで使いやすいのが、半袖Tシャツや薄手のトップスに、長袖シャツやカーディガンを重ねる服装です。
朝は羽織ってホテルを出て、気温が上がったら脱ぐ。夕方になって風が冷たくなったら再び着る。このくらい簡単に調整できる服が旅行では便利です。
ボトムスは長ズボンが使いやすいと思います。日中だけなら短パンでも過ごせる日がありますが、朝晩の冷えや虫、急な天候変化まで考えると、旅行全体では長ズボンの方が扱いやすいでしょう。
特にレンタカーで郊外へ行く場合、車内と外の体感差があります。
車内では日差しが入って暑かったのに、道の駅や湖、展望台へ降りた途端に風が冷たい。北海道を走っていると9月にはこんな場面があります。
9月上旬だから夏服だけで大丈夫とは考えず、羽織りを一枚用意する。これだけでも旅行中の服装選びはかなり楽になります。
9月中旬は長袖を中心にする
9月中旬になると、北海道では秋らしさを感じる時間が増えてきます。
昼間は暖かい日が残っていますが、朝や夕方に半袖一枚で外へ出ると肌寒く感じる日も増えてきます。半袖を完全に外す必要はありませんが、旅行中の主役は薄手の長袖へ移していくイメージです。
長袖Tシャツ、薄手のシャツ、ブラウスなどに、カーディガンやパーカーを組み合わせると使いやすいでしょう。
昼に暑くなれば羽織りを脱ぎ、長袖の袖をまくるだけでも調整できます。厚い服一枚で対応するより、薄手の服を何枚か組み合わせた方が北海道の9月には合います。
札幌だけの旅行なら比較的服装を決めやすいですが、旭川、富良野、美瑛まで移動するなら上着を一枚多く持っておきたいところ。
朝に札幌を出たときには暖かくても、夕方に内陸へ移動すると空気の冷たさが変わります。複数地域を回る旅行ほど、重ね着が役立ちますよ。
◆カズ180のワンポイントアドバイス
9月の北海道では「何を着るか」より「暑ければ脱げるか、寒ければ足せるか」を考えると楽です。私も車で出かける日は薄手の上着を一枚積んでおきます。使わない日もありますが、夕方になって気温が下がったときは持っていてよかったと思います。
9月下旬は秋用上着を準備
9月下旬になると、市街地でも秋を感じる日が増えてきます。
札幌や函館では長袖が中心となり、朝晩はパーカーや薄手ジャケットを着たまま歩く時間も増える時期です。
旭川や道東、山に近い地域へ行くなら、風を通しにくい上着も候補にしてください。
ただし、札幌や函館の一般的な市街地観光だけであれば、真冬に使うような厚いダウンジャケットまで必要になるケースは多くありません。
薄手の長袖にパーカー、カーディガン、ウインドブレーカー、秋用ジャケットなどを組み合わせる方が温度調整しやすいです。
9月下旬で意外に見落としやすいのが、本州の出発地との気温差。
東京や大阪ではまだ暑さが残り、空港へ向かうまでは半袖でちょうどいい日があります。その服装のまま夕方の北海道へ到着すると、空港を出た瞬間に思った以上の涼しさを感じることがあります。
北海道で使う上着はスーツケースの一番下ではなく、飛行機を降りたあとすぐ取り出せる手荷物へ入れておくと便利です。
札幌は昼夜の寒暖差を見る
9月の札幌旅行なら、重ね着を基本にすると服装を決めやすくなります。
大通公園、札幌駅周辺、すすきのなど市街地を歩く場合、上旬は半袖+長袖シャツ、中旬以降なら長袖+薄手の上着が使いやすいでしょう。
札幌は地下街や商業施設へ入ることも多いため、外が涼しいからと厚着をすると屋内で暑く感じる場合があります。
厚手のセーター一枚よりも、薄いトップスとカーディガンのように一枚ずつ脱げる服の方が便利です。
一方、藻岩山など高い場所で夜景を見るなら、市街地の昼間より一枚多く考えてください。
日が暮れると気温が下がりますし、風を受ければ体感も変わります。昼の札幌で必要なかったとしても、夜まで外にいる日は上着を持って出かける方が安心です。
函館は夜景の寒さも考える
函館の9月は、平年値では札幌と近い気温です。
昼間に元町、金森赤レンガ倉庫、五稜郭などを歩くのであれば、上旬は半袖+羽織り、中旬以降は長袖+薄手の上着が基本になります。
ただし、函館旅行では函館山から夜景を見る予定を入れる人も多いでしょう。
夜景を見る時間帯は昼間より気温が下がります。さらに高い場所で風があると、数字以上に寒く感じる場合があります。
昼のベイエリアでは上着を使わなくても、函館山へ向かうなら持っていく方が安心です。
また、元町周辺には坂道が多く、観光では意外と歩きます。服装と一緒に、長時間歩いても疲れにくい靴を選んでください。

函館から足を伸ばして楽しめる大沼国定公園をイメージした風景です。
旭川や美瑛は朝晩が冷える
9月の旭川は、札幌や函館より朝晩の冷え込みを意識したい地域です。
日最低気温の平年値は11.7℃。朝早くホテルを出て美瑛や富良野へ向かう旅行では、上着が欲しくなる日があります。
昼間は日差しが出れば暖かくなりますから、ここでも重ね着が使いやすいです。
美瑛の丘や富良野周辺のように開けた場所は、風があると気温以上に涼しく感じます。
車を降りて景色を眺めたり写真を撮ったりしていると、最初は気にならなかった空気の冷たさが少しずつ体に入ってくることがあります。
私も9月に旭川方面へ出かける日は、札幌の朝の気温だけで服装を決めないようにしています。目的地の予報を見て、必要なら上着を追加します。
昼だけを見れば暖かい。でも朝はしっかり秋。これが9月の旭川周辺です。

開けた場所では風を受けやすく、9月は市街地より肌寒く感じることがあります。
釧路や道東は風にも備える
釧路の9月は札幌より日中の気温が低めで、日最高気温の平年値は20.1℃です。
道東へ移動すると、札幌とは空気の感じ方が違うことがあります。
釧路湿原、阿寒湖、摩周湖などを回るなら、薄手の長袖を基本にして、風を通しにくい上着を持っていくと使いやすいでしょう。
湖や展望台は風が吹くと体感温度が下がります。雨が加わればさらに冷えやすくなるため、カーディガンだけではなくウインドブレーカーのような上着も候補になります。
道東旅行では、一日の中で環境が大きく変わることがあります。
朝は湖、昼は市街地、夕方は湿原や海沿いという予定なら、一着ですべてに合わせようとしない方がいいです。車やバッグへ一枚追加しておけば、現地で困りにくくなります。

道東では湿原や展望地など屋外で過ごす時間も長くなりやすく、風を防げる上着が役立ちます。
旭岳など山は一段暖かく
9月に旭岳や大雪山系など標高の高い場所へ行く場合は、市街地と同じ服装だけで考えないでください。
北海道の山では、平地より早く季節が進みます。
大雪山旭岳ロープウェイの公式案内でも、散策時の装備として歩きやすい靴や、雨風に対応できる服装などが案内されています。
札幌の予報で20℃を超えているからといって、旭岳でも同じ感覚で過ごせるとは限りません。
ロープウェイで標高の高い場所へ上がるだけでも空気は変わります。そこへ風が加わると、さらに寒く感じるでしょう。
一般的な観光であっても、長袖に加えて薄手のフリースやニット、風を防ぐ上着などを用意し、必要なら一枚足せる状態にしておくと安心です。
登山や長時間の散策を予定しているなら、市街地観光とは別の装備が必要です。見た目よりも動きやすさと天候への対応を優先してください。
札幌など市街地の天気だけを見て山の服装を決めないでください。標高の高い場所は市街地とは条件が違います。山へ行く日は目的地周辺の気温や天候を個別に確認しましょう。
北海道9月の服装と旅行準備のポイント
旅行する時期と地域が決まったら、実際に何をスーツケースへ入れるか考えていきましょう。
9月の北海道旅行では、服を大量に持っていくより、少ない枚数を組み合わせて温度を調整できる方が便利です。
服装だけではなく、靴、雨具、飛行機、レンタカー、ホテルでの過ごし方まで一緒に考えると、現地で「持ってくればよかった」となる場面を減らせます。
基本は三段階の重ね着
9月の北海道で私が使いやすいと思うのは、三段階で服装を考える方法です。
一番下は半袖または薄手の長袖。その上にシャツやカーディガン。さらに寒くなったときに使うパーカーや薄手のジャケットです。
三枚をずっと着る必要はありません。
朝は三枚、昼は一枚か二枚、夕方になったらまた一枚足す。その日の気温に合わせて変えられれば十分です。
| 時期 | 日中 | 朝晩 | 服装の目安 |
|---|---|---|---|
| 9月上旬 | 半袖も使いやすい | 長袖が欲しい | 半袖+シャツ+薄手上着 |
| 9月中旬 | 長袖中心 | 羽織りが便利 | 長袖+カーディガンやパーカー |
| 9月下旬 | 秋服中心 | 冷えやすい | 長袖+秋用ジャケット |
この表は一般的な目安です。旅行日の天気や行き先によって調整してください。
それでも、「薄手の服を重ねる」という基本を押さえておけば、暖かい日にも涼しい日にも対応しやすくなります。
男性はシャツやパーカー
男性なら、半袖または長袖Tシャツに、シャツやパーカーを組み合わせると使いやすいです。
上旬は半袖+長袖シャツ、中旬は長袖Tシャツ+シャツ、下旬は長袖+薄手ジャケットという形なら、旅行中の気温変化に対応しやすいでしょう。
ボトムスはデニム、チノパン、動きやすい長ズボンなどで十分です。
北海道旅行だからといって特別な服を買いそろえる必要はありません。普段から着慣れているものを組み合わせる方が、長時間の移動や街歩きでも疲れにくいと思います。
女性も重ね着を優先する
女性も基本は同じです。
半袖や薄手のブラウスにカーディガン、長袖にパーカー、ワンピースに薄手ジャケットなど、気温に合わせて一枚追加できる服装が便利です。
スカートやワンピースを着る場合、9月下旬や旭川・道東へ行く旅行なら、タイツやレギンスを追加できる準備があると安心です。
旅行では朝から夜まで歩くことがあります。見た目だけではなく、長時間動けることを優先すると疲れにくくなります。
コートやダウンは場所で判断
「9月の北海道ならコートやダウンが必要なのでは」と思う人もいるでしょう。
札幌や函館など一般的な市街地観光なら、9月に真冬用の厚手ダウンまで必要になるケースは多くありません。
上旬なら長袖シャツやカーディガン、中旬から下旬ならパーカーや薄手ジャケットなどを組み合わせる方が温度を調整しやすいです。
ただし、旭岳など標高の高い場所、朝早い自然観光、夜遅くまで外で過ごす場合は、市街地より暖かい上着が必要になることがあります。
北海道だからダウンが必要かではなく、いつ、どこで、何時まで外にいるかで判断するのがポイントです。
荷物を少なくしたいなら、軽くて小さく畳める上着が便利です。風を防げるウインドブレーカーや薄手ジャケットなら、街歩き、ドライブ、湖畔、展望台など幅広く使えます。
靴は履き慣れたスニーカー
9月の北海道旅行では、履き慣れたスニーカーが使いやすいと思います。
札幌、小樽、函館などの街歩きでは、旅行前に想像している以上に歩くことがあります。
美瑛や富良野、湖、展望台まで行けば、舗装された道だけではなく、砂利や少し濡れた場所を歩くこともあるでしょう。
9月上旬の暖かい日ならサンダルで過ごせる時間もありますが、旅行中ずっとサンダルだけにするのはおすすめしません。
朝晩に足元から冷えたり、雨が降ったときに歩きにくくなったりするからです。
旅行に合わせて新しい靴を買う場合も、出発前に何度か履いておきましょう。
雨具は風対策にも使える
9月の北海道では、晴天だけを想定した服装にしない方がいいです。
雨が降れば、同じ気温でも体感はかなり涼しくなります。そこへ風が加わると、長袖一枚では寒く感じることもあります。
札幌や函館など街歩き中心なら折りたたみ傘が便利です。
釧路湿原、湖、山、高原など自然の中を歩く予定があるなら、撥水性のある上着も使いやすいでしょう。
ウインドブレーカーや軽いレインジャケットは、雨を防ぐだけでなく風を防ぐ上着としても使えます。
◆カズ180のワンポイントアドバイス
上着を持つか迷ったら、私は持っていく方を選びます。9月は使わない日があったとしても、夕方や雨の日、海沿いや湖畔では助かります。小さく畳めて風を防げるものなら、それほど荷物にもなりませんよ。
子どもも重ね着を基本にする
子どもの服装も、大人と同じように脱ぎ着しやすい重ね着が基本です。
子どもは観光地で歩いたり遊んだりしていると暑がることがあります。一方、動きを止めたあとや夕方になると急に寒く感じることがあります。
半袖または薄手の長袖に、前開きのパーカーやカーディガンを合わせると調整しやすいでしょう。
小さな子どもなら、汗をかいたときのために替えのシャツを一枚用意しておくのも便利です。
飛行機では上着を手荷物へ
本州から飛行機で北海道へ来る場合は、出発地と到着地の気温差も考えてください。
9月は東京や大阪ではまだ暑く、空港へ向かうまでは半袖で十分な日があります。
ところが北海道へ到着する時間が夕方や夜なら、空港の外へ出た瞬間に気温差を感じる場合があります。
薄手の上着は機内へ持ち込むバッグへ入れておきましょう。
旅行日程を決めるときも料金だけを見るのではなく、航空券とホテルをまとめて比較し、北海道へ到着する時間まで確認すると、初日に使える観光時間も判断しやすくなります。
レンタカーなら予備の一枚
9月の北海道をレンタカーで回るなら、上着を一枚多めに準備しても邪魔になりにくいです。
使わなければ車へ置いておけるからです。
私も道内を車で移動するときは、出発時には必要なさそうでも念のため上着を積んでおくことがあります。
札幌ではいらなかったのに、美瑛の夕方では欲しくなった。市街地では暖かかったのに、湖畔では風が冷たかった。9月なら十分あり得ることです。
特に道北や道東まで移動する旅行なら、予備の一枚があると安心です。
連休など旅行日が決まっているなら、レンタカーの料金と空いている車種を早めに比較すると、到着後の移動も組み立てやすくなります。
あわせて読みたい北海道旅行ガイド
ホテル選びは夜の予定も見る
北海道旅行では、宿泊場所によって夜の服装や移動の負担も変わります。
札幌駅周辺や中心部のホテルなら、地下街や商業施設を利用して移動できる場所があります。
一方、温泉地や郊外では、ホテルへ着いたあとも屋外を歩いたり、駐車場から移動したりするときに冷えを感じることがあります。
函館で夜景を見る、阿寒湖で夜に散歩する、温泉街を歩くといった予定があるなら、昼間より暖かい服装を考えてください。
ホテルや温泉宿を比較するときは、料金だけでなく夜に行きたい場所との距離も見ると、涼しくなる時間帯の移動を減らしやすくなります。
旅行前は目的地別に予報を見る
ここまで紹介した気温は平年値なので、最後は旅行当日の予報で調整してください。
9月だから毎年同じ気温になるわけではありません。暖かい年もありますし、天候が崩れて急に秋らしい涼しさになることもあります。
旅行の数日前から予報を見始め、前日になったらもう一度確認しましょう。
そのときは札幌だけを見るのではなく、実際に訪れる地域をそれぞれ確認してください。
札幌から旭川、美瑛、富良野へ行くなら旭川方面。函館なら函館。釧路、阿寒、知床へ移動するなら道東の予報まで見ることが大切です。
最高気温、最低気温、雨、風を見て、「半袖を一枚増やす」「上着を少し暖かいものに変える」「雨具を取り出しやすい場所へ移す」と最後に調整してください。
9月の北海道を一つの服装で決めないでください。上旬と下旬、札幌と旭川、市街地と山では条件が違います。旅行日と目的地の両方を見て服装を決めるのが一番です。
9月旅行の持ち物を確認する
服装以外で持っていくと便利なものも確認しておきましょう。
街歩き中心なら、小さな折りたたみ傘があると急な雨に対応できます。
薄手のストールも便利です。首元が少し冷えるときに使え、必要なければバッグへ小さく入れておけます。
スマートフォンをナビやカメラとしてよく使うなら、モバイルバッテリーもあると安心です。
レンタカー旅行では、上着を入れておく小さなバッグがあると便利。車を降りるたびに大きなスーツケースを開けなくて済みます。
服を大量に持つより、「寒くなったらどうするか」「雨が降ったらどうするか」を一つずつ考えて荷物を決めた方が、結果としてスーツケースもすっきりします。
◆カズ180のワンポイントアドバイス
9月の北海道旅行で一番忘れたくないものを一つ挙げるなら、私は薄手の上着です。昼に使わなくても、朝晩や風のある場所ではかなり助かります。迷ったら「使わなければバッグに入れておけばいい」と考えて持っていく方がおすすめですよ。
北海道9月の服装に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 北海道の9月は半袖でも過ごせますか?
A. 9月上旬の暖かい日や札幌・函館の日中なら、半袖で過ごせることがあります。ただし朝晩は涼しくなるため、半袖だけで旅行するのはおすすめしません。長袖シャツ、カーディガン、薄手パーカーなど、すぐ羽織れる一枚を持っていくと使いやすいです。
Q2. 北海道の9月下旬にコートは必要ですか?
A. 札幌や函館など一般的な市街地観光なら、真冬用の厚いコートが必要になるケースは多くありません。長袖にパーカーや秋用ジャケットを組み合わせる方が調整しやすいです。ただし旭岳など標高の高い場所や、朝晩に長時間屋外で過ごす場合は、市街地より暖かい服装を考えてください。
Q3. 札幌と旭川は同じ服装で大丈夫ですか?
A. 重ね着を基本にする考え方は同じですが、旭川は札幌より朝晩の気温が下がりやすいです。9月の平年値では日最低気温が札幌14.8℃、旭川11.7℃なので、旭川や美瑛まで行く場合は札幌市内だけの旅行より上着を一枚多めに考えておくと使いやすいでしょう。
Q4. 北海道の9月旅行にはどんな靴が向いていますか?
A. 街歩きや一般的な観光なら、履き慣れたスニーカーが使いやすいです。9月上旬の日中はサンダルで過ごせる日もありますが、朝晩の冷えや雨を考えるとスニーカーの方が旅行全体では便利です。自然散策へ行く場合は、濡れた路面でも歩きやすい靴を選んでください。
Q5. 北海道の9月で一番持っていくべき服は何ですか?
A. 一つ選ぶなら、脱ぎ着しやすい薄手の上着です。カーディガン、パーカー、薄手ジャケット、ウインドブレーカーなどから旅行先に合わせて選びましょう。昼間に使わなくても、朝晩、海沿い、展望台、山に近い場所では役立ちます。
北海道9月の服装まとめ
北海道の9月の服装は、上旬・中旬・下旬で少しずつ変わります。
9月上旬は、札幌や函館の日中なら半袖を使える日があります。ただし朝晩に備えて、長袖シャツやカーディガンを持っておきましょう。
中旬になると長袖を中心に考え、パーカーや薄手ジャケットなどを追加すると調整しやすくなります。
下旬は秋服が中心です。札幌や函館なら秋用の薄手ジャケット、旭川や道東、山へ行くなら風を防げる上着まで考えてください。
- 9月上旬は半袖と長袖の羽織りを組み合わせる
- 9月中旬は薄手の長袖を中心にする
- 9月下旬はパーカーや秋用ジャケットを用意する
- 旭川・道東・山間部は朝晩の冷えを意識する
- 靴は履き慣れたスニーカーを選ぶ
- 雨と風に対応できる上着も用意する
北海道で生活している私でも、9月は一日の中で上着を脱いだり着たりすることがあります。
朝は涼しかったのに、昼になると日差しが暖かい。昼は半袖でも平気だったのに、夕方には空気が冷たくなる。北海道の9月は、そんな季節です。
旅行では、使わなかった上着を一枚持ち帰ることより、寒いのに着るものがない方がつらいもの。
薄手の服を重ね、気温に合わせて一枚ずつ脱いだり着たりできる状態にしておく。これが北海道の9月旅行で一番使いやすい服装だと私は思います。
出発前には札幌だけではなく、実際に訪れる地域の天気を確認してください。
函館、旭川、富良野、美瑛、釧路、知床など複数地域を回るなら、それぞれの最高気温と最低気温を見ておくと必要な服を選びやすくなります。
9月の北海道は、夏の暑さが少しずつ落ち着き、秋へ変わっていく空気や景色を楽しめる時期です。服装に少し余裕を持たせて、街歩きもドライブも北海道の初秋を楽しんでください。


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