1泊2日で北海道へ行くと聞くと、「さすがに短すぎるかな」と感じる人もいると思います。
でも、私は北海道で暮らし、以前は観光バスの運転手として道内各地を走ってきましたが、短いからこそ楽しめる旅もあると思っています。大切なのは、広い北海道を無理に全部見ようとしないことです。
1泊2日は短いですが、もったいない日程ではありません。
- 午前〜昼に新千歳空港へ着ける → 札幌+小樽が組みやすい
- 午後遅めの到着 → 札幌だけに絞る方が満足しやすい
- 函館が目的 → 函館空港を使って函館だけを楽しむ
- 自然も見たい → 支笏湖+札幌など近い範囲に絞る
短い日程ほど、行く場所を増やすより移動時間を減らすのがコツです。

1泊2日だと、北海道まで行ってもあまり楽しめないでしょうか?

札幌+小樽のように行き先を絞れば大丈夫です。短い旅ほど「行く場所を増やす」より「移動を減らす」と、食事も街歩きもずっと楽しみやすくなりますよ。
北海道旅行へ行けるのは1泊2日だけ。それでも「札幌も小樽も楽しみたい」「北海道グルメも食べたい」「できれば北海道らしい景色も見たい」と考える人は多いと思います。
北海道1泊2日は、北海道全体を巡るには短いですが、札幌+小樽や函館1都市のようにエリアを絞れば十分楽しめます。
「せっかく北海道まで行くのに1泊2日ではもったいない?」と迷うかもしれません。ですが、短い日程ほど遠い場所を詰め込まず、移動時間を減らした方が食事や街歩き、景色を見る時間をしっかり取れます。
1泊2日で大切なのは、日数を増やせないことを気にするより、行く地域を一つに決めること。札幌+小樽、札幌だけ、函館だけ、支笏湖+札幌のように組めば、短い旅行でも北海道らしい時間を作れます。
北海道で暮らしていると、地図だけでは分かりにくい距離感を日常的に感じます。地図上では少し隣に見える街でも、実際に移動するとかなり時間がかかることがあります。
だから1泊2日の北海道旅行では、観光地を増やすよりも移動をできるだけ短くして、現地で過ごす時間を増やすことを大切にしてください。
1泊2日なら、先に「絶対にやりたいこと」を2つだけ決めておくと楽です。たとえば「小樽で寿司を食べる」「札幌の夜景を見る」。その2つを軸にして、残りは飛行機の時間や天気に合わせて足すくらいがちょうどいいです。
北海道1泊2日なら、初めての旅行では「札幌+小樽」のように近いエリアへ絞るのがおすすめです。
札幌と小樽ならJRを利用しやすく、レンタカーなしでも旅行できます。ホテルを札幌に1泊だけ取れば、荷物を持って何度も宿を移動する必要もありません。
反対に札幌、函館、富良野、美瑛まで一度に回ろうとすると、せっかく北海道へ来たのに移動している時間ばかり増えてしまいます。
この記事では、新千歳空港を使う1泊2日を中心に、札幌+小樽、札幌だけ、レンタカーで支笏湖を組み合わせる方法、函館を中心にする旅行まで紹介します。

北海道1泊2日は、飛行機の到着時刻と出発時刻まで含めて旅行プランを考えることが大切です。
1泊2日でもったいなくしないコツ
北海道1泊2日の予定を立てるときは、最初に観光スポットを並べるのではなく、北海道のどの地域を旅行するか決めます。
短い旅行ほど、この順番が大切です。
小樽でお土産を探す方は、小樽のキーホルダー販売店と人気モチーフも参考にしてください。
エリアを一つに絞る
北海道は非常に広いため、1泊2日で複数の遠い地域をつなぐと、どうしても移動時間が長くなります。
例えば札幌と小樽は組み合わせやすいですが、札幌と函館、札幌と道東などになると話は変わります。
札幌から函館へ移動するだけでも数時間必要です。
1泊2日では、その数時間が旅行全体に占める割合がかなり大きくなります。
短い北海道旅行では「何か所行けるか」より、「一つの地域で何時間楽しめるか」を考える方が満足しやすいです。
北海道公式観光サイトでも、道内の主要都市間にはかなりの移動時間が必要になることが分かります。旅行前には北海道観光公式サイトの道内アクセス情報で、実際に利用する区間を確認しておくと安心です。
1泊2日に札幌・函館・富良野・美瑛などを一度に入れるのはおすすめしません。観光地を増やすほど、移動のために北海道へ来たような旅程になりやすくなります。
札幌と小樽は相性がいい
初めて北海道へ行くなら、私がまず候補にしたいのが札幌と小樽です。
新千歳空港から札幌へJRで移動し、札幌に宿泊。翌日はJRで小樽へ向かい、午後に新千歳空港へ戻る流れです。
北海道公式観光サイトでは、新千歳空港駅から札幌駅までJRで約33〜40分、札幌駅から小樽駅までは約33〜46分が目安として案内されています。
この距離感なら、1泊2日でも「移動だけで半日」という状態になりにくいです。
札幌では北海道グルメ、街歩き、夜景。
小樽では運河、歴史的な街並み、寿司、スイーツ。
短い旅行でも、街の雰囲気が異なる二つの都市を楽しめます。

JR札幌駅周辺は新千歳空港や小樽との移動がしやすく、1泊2日の宿泊拠点として使いやすいエリアです。
札幌駅周辺を拠点にすると、新千歳空港からの到着後も、翌朝の小樽移動も組みやすくなります。
飛行機の時間を優先する
1泊2日の北海道旅行では、航空券が安いかどうか以上に到着時刻と出発時刻が重要になります。
初日の夜に新千歳空港へ着いて、翌日の午前中に帰る便なら、ホテルには泊まれても北海道で観光できる時間はかなり短くなります。
一方、午前から昼ごろに北海道へ着き、2日目を夕方以降の便にできれば、同じ1泊2日でも使える時間は大きく増えます。
例えば数千円だけ安い夜便と、少し高くても午前中に到着できる便があったとします。
その差額で数時間の北海道滞在時間を増やせるなら、私は時間まで含めて比較します。
1泊2日は航空券の最安値ではなく「北海道で実際に使える時間」で比べるのがポイントです。

一番安い飛行機を予約するのが、旅行費を抑える一番いい方法だと思っていました。

2泊3日や3泊4日よりも、1泊2日は数時間の差が大きいんですよ。私は航空券の料金と一緒に、北海道で自由に動ける時間まで見て決めるのがおすすめです。
札幌小樽モデルコース
ここでは、新千歳空港へ午前から昼ごろに到着し、2日目の夕方以降に帰る場合を想定します。
飛行機や季節によって実際の時間は変わりますので、以下は旅程を作るための一般的な目安として考えてください。
| 日程 | 時間帯 | 予定 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 午前〜昼 | 新千歳空港から札幌へ | ホテルへ荷物を預ける |
| 1日目 | 昼 | 札幌グルメ | ラーメンやスープカレーなど |
| 1日目 | 午後 | 札幌中心部観光 | 大通・赤れんが周辺 |
| 1日目 | 夕方〜夜 | 札幌夜景・夕食 | 予定を詰めすぎない |
| 2日目 | 朝 | 札幌から小樽へ | JRで移動 |
| 2日目 | 午前〜昼 | 小樽観光 | 運河・街歩き・昼食 |
| 2日目 | 午後 | 新千歳空港へ | 出発前に十分余裕を取る |
到着後は札幌へ向かう
新千歳空港へ着いたら、札幌へ移動します。
1泊2日では、大きな荷物を持ったまま長時間歩くより、先にホテルへ荷物を預けた方が動きやすいです。
札幌駅周辺のホテルなら、新千歳空港から到着したあとも分かりやすく、翌朝小樽へ移動するときにも便利でしょう。
ホテルのチェックイン時間前でも荷物を預かってもらえる場合がありますが、対応は宿泊施設によって異なります。利用予定のホテルへ確認してください。
1泊2日の航空券+札幌ホテルパックと個別予約の総額を同じ条件で比較すると、旅行費を判断しやすくなります。
パックと個別予約の違いは、北海道の飛行機+ホテルパック比較|ツアーとの違いと選び方でも詳しく解説しています。
午後は札幌中心部へ
ホテルへ荷物を預けたら、午後は札幌中心部を回ります。
北海道庁旧本庁舎、大通公園、札幌市時計台など、市内中心部には比較的まとまって観光できる場所があります。
1泊2日では、ここからさらに郊外へ行くより、徒歩や地下鉄で動ける範囲を楽しむ方が使える時間を増やしやすいです。
昼食も北海道旅行の楽しみ。
札幌ラーメン、スープカレー、海鮮など、そのとき食べたいものを一つ選んでください。
観光地を一つ増やすために昼食を急ぐより、北海道らしい食事をゆっくり楽しむ方が私は好きです。

札幌中心部には徒歩や地下鉄で回りやすい観光スポットがあります。短い旅行では移動距離を短くするのがコツです。
夜は札幌らしく過ごす
夕方以降は、夜景を見るか、札幌グルメをゆっくり楽しむか、どちらかを軸にすると予定を作りやすいです。
天候が良ければ藻岩山などから札幌の夜景を見る方法があります。
あるいは、すすきのでジンギスカンや海鮮を楽しむ。
どちらも北海道旅行らしい時間です。
1泊2日の夜は予定を詰めすぎず「これだけはやりたい」というものを一つ決めるのがおすすめです。
翌朝は小樽へ移動しますから、深夜まで予定を詰め込んで疲れてしまうより、少し余裕を残した方が2日目も楽しめます。

時間と天候に余裕があれば、1日目の最後に札幌の夜景を楽しむのもおすすめです。
2日目は小樽を歩く
2日目は朝から小樽へ向かいます。
札幌から小樽はJRを利用しやすいため、レンタカーを借りなくても旅行できます。
小樽へ着いたら、小樽運河、堺町通り周辺などを中心に歩くと効率よく楽しめます。
小樽では、寿司、海鮮、スイーツなども旅の楽しみです。
建物を見て、運河を歩いて、気になる店へ入る。
このくらいの余白がある方が小樽らしさを感じやすいと思います。

小樽では運河や街並みだけでなく、スイーツや海鮮なども一緒に楽しめます。
小樽運河・堺町通り周辺は歩いて回りやすいので、1泊2日では観光地ごとに車を動かすより徒歩中心の方が時間を使いやすいです。
空港へ早めに戻る
2日目は、最後まで観光時間を使い切ろうとしないことも大切です。
飛行機へ乗る前には、空港までの移動、荷物預け、保安検査などがあります。
さらに新千歳空港でお土産を買ったり、食事をしたりしたい人もいるでしょう。
その時間まで考えると、小樽を出発する時刻には十分余裕を持たせたいところです。
帰りの便へぎりぎり間に合う予定は避けてください。特に冬や悪天候時は交通機関が影響を受ける場合があります。旅行当日はJR北海道の列車運行情報も確認すると安心です。
札幌だけの1泊2日
飛行機の到着が遅い場合や、帰りの便が早い場合は、小樽を追加せず札幌だけに絞る方法があります。
「北海道まで来たのに一都市だけではもったいない」と思うかもしれませんが、短い旅行では十分ありです。
午後到着なら無理をしない
新千歳空港への到着が午後遅くなるなら、私は札幌へ直行して一日目を市内だけにします。
ホテルへ荷物を置き、札幌中心部を歩く。
夜は北海道グルメを楽しむ。
翌日は大通周辺や、時間があれば少し郊外まで足を延ばす。
これなら移動に追われません。
北海道1泊2日は「二都市回らなければ損」ではありません。飛行機の時間によっては札幌だけの方が満足できることもあります。
食事も観光に入れる
札幌だけにするなら、食事へ時間を使いやすくなります。
昼にラーメンやスープカレー、夜にジンギスカンや海鮮、翌朝や昼に別の北海道グルメという楽しみ方もできます。
旅行では、有名スポットを何か所見たかだけが満足度ではありません。
店を探して街を歩く時間も、地元の料理をゆっくり食べる時間も北海道旅行です。
羊ヶ丘も候補にできる
2日目を札幌だけにすれば、少し郊外へ行く余裕もできます。
さっぽろ羊ヶ丘展望台などを組み合わせてもいいでしょう。
ただし、札幌だけだからと観光スポットを大量に入れる必要はありません。
札幌駅周辺、大通周辺、羊ヶ丘、藻岩山などから、自分が一番見たい場所を選んでください。

札幌一都市に絞れば、さっぽろ羊ヶ丘展望台など少し郊外の観光スポットも候補にできます。

北海道まで来て札幌だけだと、やっぱり少しもったいない気もします。

私は、札幌で好きなものを食べて夜景までゆっくり見られるなら十分いい旅行だと思います。三つの街を駆け足で回るより、一つの街を楽しむ方が記憶に残ることもありますよ。
レンタカーありの旅
北海道1泊2日でも、行きたい場所によってはレンタカーが便利です。ただし「北海道だからレンタカー」と決めるのではなく、車を借りることで本当に行動しやすくなるか考えてください。
支笏湖と札幌を回る
午前中に新千歳空港へ到着するなら、支笏湖と札幌を組み合わせる方法があります。
北海道公式観光サイトでは、新千歳空港から支笏湖まで車で約50分が一つの目安として案内されています。
空港でレンタカーを借りて支笏湖へ向かい、湖畔を楽しんだあと札幌へ移動して宿泊。
2日目は札幌を観光して新千歳空港へ戻る流れです。
札幌+小樽とは違い、北海道らしい自然と都市観光を組み合わせられます。

レンタカーを使う1泊2日なら、新千歳空港から比較的アクセスしやすい支笏湖と札幌を組み合わせる方法があります。
支笏湖は新千歳空港と札幌の間に組み込みやすい一方、冬は路面状況によって移動時間が変わるため、無理に寄らない判断も大切です。
貸出と返却も時間になる
レンタカー旅行で忘れやすいのが、車を借りるまでと返却後の時間です。
飛行機を降り、荷物を受け取り、レンタカーの受付をして、営業所へ移動し、貸出手続きをします。
最終日には、ガソリンを入れて返却し、空港へ戻る時間も必要です。
2泊3日や3泊4日ならそれほど気にならなくても、1泊2日ではこの時間の割合が大きくなります。
札幌と小樽だけなら、JRを使った方が旅行全体はシンプルになる可能性があります。
反対に支笏湖など公共交通では予定を組みにくい場所へ行きたいなら、レンタカーを使う価値があります。
北海道レンタカーは基本料金だけでなく補償・空港送迎・返却条件まで含めた総額で比較するようにしてください。
詳しくは、北海道レンタカーおすすめ比較|新千歳空港で失敗しない選び方で解説しています。
冬は無理に運転しない
冬の北海道では、夏と同じ感覚で移動時間を考えない方がいいです。
圧雪、凍結、降雪、吹雪などによって道路状況は変わります。
普段は走りやすい道路でも、天候によって視界や路面状態が大きく変わることがあります。
1泊2日だから予定どおり全部回ろうとするのではなく、天候が悪ければ予定を減らしてください。
雪道運転に慣れていないなら、冬の札幌+小樽はJRを使う選択も十分おすすめできます。
レンタカーを検討している場合は、出発前に北海道の冬道運転は怖い?雪道・凍結路の注意点も確認してください。1泊2日は時間が短いぶん、悪天候の日に無理をして予定を消化しようとしないことが特に大切です。

冬の小樽は雪景色も魅力です。雪道に慣れていない場合は、札幌と小樽をJRで移動する方法も検討してください。
函館なら函館に絞る
北海道1泊2日で函館へ行きたい場合は、札幌旅行へ函館を追加するのではなく、函館空港を利用して函館周辺だけを楽しむ方がおすすめです。
函館空港から始める
函館が一番の目的なら、最初から函館空港へ入る航空便を調べてください。
函館駅周辺、函館朝市、元町、金森赤レンガ倉庫、五稜郭、函館山など、函館だけでも1泊2日に収まりきらないくらい見どころがあります。
初日は元町やベイエリアを歩き、夜は函館山。
2日目は函館朝市や五稜郭を楽しんで空港へ戻る。
このように一つの都市へ絞れば、1泊2日でもかなり内容のある旅行になります。
札幌と函館を混ぜない
「北海道へ行くなら札幌も函館も」と考えたくなるのは分かります。
ただ、1泊2日で両方を入れると都市間移動へ多くの時間を使います。
札幌へ行く旅行と函館へ行く旅行を別々に考える方が、街歩きや食事の時間を確保できます。
1泊2日の北海道旅行では、札幌に行く回と函館に行く回を分けるくらいの考え方がちょうどいいです。
ホテルは立地で選ぶ
1泊2日のホテル選びでは、豪華な設備や最安料金だけでなく、翌日の移動がしやすい場所かを見てください。
札幌駅周辺は便利
札幌+小樽の旅行なら、札幌駅周辺は分かりやすい宿泊候補です。
新千歳空港から札幌駅へ到着したあと移動しやすく、翌朝の小樽行きにも便利だからです。
ホテル代が少し安いからと駅から遠い場所へ泊まり、毎回タクシーを使うことになれば、本当に安かったのか分かりません。
1泊2日は時間も旅行費の一部と考えてください。
札幌ホテルは宿泊料金だけでなく駅からの距離と翌日の移動まで含めて比較するのがおすすめです。
すすきのは夜を優先
夕食を一番楽しみたいなら、すすきの周辺も候補になります。
食事をしたあとホテルへ戻りやすいのがメリットです。
一方、翌朝JRで小樽へ向かうなら札幌駅まで移動します。
札幌駅周辺とすすきの周辺のどちらが正解というものではありません。
朝の移動を優先するのか、夜の過ごし方を優先するのかで決めましょう。
1泊2日の予算を考える
北海道1泊2日は宿泊が一泊だけなので、長期旅行に比べるとホテル代は抑えやすいです。
ただし往復航空券は必要なので、旅行費の中で航空券が占める割合は大きくなります。
4万から8万円を目安にする
北海道旅行の費用は出発地、旅行日、航空会社、ホテルによって大きく変わります。
当サイトでは、本州の主要都市から飛行機で北海道へ入り、一般的なホテルを利用する1泊2日なら、1人あたり約4万〜8万円を旅行計画用の目安として考えています。
これはあくまで一般的な目安であり、夏休み、大型連休、年末年始、イベント開催日などは高くなる場合があります。
反対に、旅行日や航空券の条件によっては費用を抑えられることもあります。
詳しい内訳は、北海道旅行の費用はいくら?日数別予算と節約のコツを徹底解説で紹介しています。
食事を削りすぎない
旅行費を抑えるために、毎回の食事を安く済ませようとする人もいます。
もちろん予算管理は大切です。
ただ、北海道まで来てラーメンも海鮮もジンギスカンも我慢したら、少し寂しい旅行になってしまいます。
私は、食べたいものを削る前に航空券、ホテル、レンタカーなど金額が大きい部分を比較する方がおすすめです。
北海道旅行では「安くすること」だけでなく、何にお金を使えば満足できるかも一緒に考えてください。
季節に合わせて変える
同じ札幌+小樽の1泊2日でも、夏と冬では予定の組み方が変わります。
北海道は地域や季節による天候差が大きいため、旅行直前の予報も確認してください。
夏は街歩きしやすい
夏の札幌と小樽は、街歩きを中心にした1泊2日を作りやすい季節です。
日中に外を歩く時間を取りやすく、札幌中心部、小樽運河、堺町通りなどを回りやすいでしょう。
ただし北海道でも真夏に気温が高くなる日はあります。
「北海道ならいつでも涼しい」と思い込まず、飲み物や休憩も考えてください。
冬は予定を減らす
冬は雪景色の札幌、小樽を楽しめる季節です。
一方で、降雪や吹雪などによって移動が予定どおり進まない可能性があります。
夏なら4か所予定を入れるところを、冬は3か所にする。
小樽から新千歳空港へ戻る時間も早める。
このくらいの余裕を持った方が安心できます。
冬は「予定を全部達成すること」より安全に旅行を終えることを優先してください。天候が悪ければ小樽を取りやめ、札幌だけにするような変更も十分ありです。
冬の出発前は、北海道ライブカメラ|札幌・旭川・函館・道路・雪の現在で空港や各地の雪・視界を確認しておくと、短い日程でも予定変更を判断しやすくなります。
北海道旅行の季節ごとの特徴は、北海道旅行のおすすめ時期|目的別ベストシーズンを比較して解説でも紹介しています。
避けたい1泊2日の予定
北海道1泊2日は、行く場所を決めることと同じくらい「行かない場所を決めること」が大切です。
札幌と函館を両方回る
札幌と函館はどちらも北海道を代表する観光都市です。
だからこそ、それぞれ別の旅行としてゆっくり見てほしい場所でもあります。
札幌と函館を1泊2日で結ぶと、長い都市間移動が必要です。
函館へ行きたいなら函館空港を使って函館中心。
札幌へ行きたいなら新千歳空港を使って札幌+小樽。
このように分けた方が旅行時間を使いやすくなります。
富良野美瑛を無理に入れる
富良野、美瑛は北海道を代表する観光地です。
しかし札幌+小樽の1泊2日に無理に加えると、一気に移動量が増えます。
富良野や美瑛へ行くなら、別の旅行として旭川空港を利用したり、2泊3日以上にしたりする方が楽しみやすいでしょう。
ラベンダー畑へ行って写真を撮り、すぐ車へ戻って札幌へ向かう。
それでは少しもったいないと私は感じます。
分刻みで予定を作る
旅行前は予定を考えるのが楽しいので、つい空白を埋めたくなります。
10時に到着、10時40分に移動、11時30分に食事、12時10分に観光。
ところが実際の旅行では、飛行機が少し遅れたり、お店で待ったり、予定より景色を長く見たりします。
北海道では移動距離もあるため、分刻みの予定は一度遅れるとその後が全部慌ただしくなります。
1泊2日ほど、30分から1時間ほど何もしない余白を予定に残しておくと動きやすくなります。

短い旅行だから、できるだけ予定を入れた方が得だと思っていました。

短いからこそ予定を一つ減らすくらいでいいですよ。小樽で気になる店を見つけたり、札幌で食事が長くなったりしたときに、その余白が旅行を楽にしてくれます。
予約前に私ならこの5つだけ確認します。
- 初日の新千歳空港到着が何時か
- 2日目の飛行機まで実際に何時間使えるか
- 札幌だけにするか、小樽まで行くか
- ホテルから駅まで無理なく歩けるか
- 冬なら天気・JR運行・道路状況に問題がないか
この5つが決まると、1泊2日の予定はかなりシンプルになります。
北海道1泊2日に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 北海道1泊2日は短いですか?もったいないですか?
A. 北海道全体を回るには短いですが、1泊2日だからもったいないということはありません。初めてなら札幌+小樽、滞在時間が短ければ札幌だけ、函館が目的なら函館だけというようにエリアを絞れば、移動に追われず十分楽しめます。
Q2. 北海道1泊2日で札幌と小樽は回れますか?
A. 回れます。初日に札幌へ入り市内観光と宿泊、2日目に朝から小樽へ向かう予定が組みやすいです。ただし帰りの飛行機が早い場合は、小樽へ行かず札幌へ絞る方が余裕を持てます。
Q3. 北海道1泊2日にレンタカーは必要ですか?
A. 札幌と小樽が中心なら必須ではありません。JRや地下鉄を利用できます。支笏湖など郊外へ行きたい場合はレンタカーが便利ですが、空港での貸出と返却に必要な時間まで旅程に入れてください。
Q4. 北海道1泊2日で富良野や美瑛まで行けますか?
A. 行くこと自体はできますが、札幌や小樽と一緒に詰め込むと移動時間が増えます。富良野・美瑛が旅行の一番の目的なら、旭川空港を使う旅程や旅行日数を増やす方法も検討してください。
Q5. 1泊2日はパックと個別予約のどちらがおすすめですか?
A. どちらが必ず安いとは言えません。航空券+ホテルパックと、航空券・ホテルを別々に予約する場合を同じ日程と条件で比較してください。特に1泊2日は飛行機の時間が重要なので、価格だけでなく北海道への到着時刻と帰りの出発時刻も確認しましょう。
北海道1泊2日旅行まとめ
北海道1泊2日は、北海道全体を見ようとすれば短い旅行です。
でも、一つの地域へ絞れば十分楽しめます。
- 初めてなら札幌+小樽を候補にする
- 到着が遅ければ札幌だけに絞る
- 函館なら函館空港を使って函館中心にする
- 札幌・小樽ならレンタカーなしでも回りやすい
- 車を使うなら支笏湖+札幌など近い地域を選ぶ
- 航空券は価格だけでなく滞在時間まで見る
北海道で暮らし、以前は観光バスの運転手として道内各地を走ってきた私が1泊2日の旅行で一番大切だと思うのは、移動距離を欲張らないことです。
札幌でスープカレーを食べる。
大通周辺を歩く。
夜はジンギスカンを食べる。
翌朝は小樽へ行き、運河を歩いて寿司を食べる。
これだけでも北海道らしい旅行になります。
逆に、札幌から富良野へ向かい、美瑛へ行き、さらに小樽へ戻ろうとすれば、長い時間を車や列車の中で過ごすことになります。
せっかく北海道へ来たのに、車窓ばかり見て終わってしまうのは少しもったいないですよね。
北海道1泊2日は「たくさん行く旅行」ではなく、「行く場所を絞って北海道で過ごす時間を増やす旅行」と考えてください。
まず飛行機の到着時刻を確認します。
午前から昼に新千歳空港へ着けるなら、札幌+小樽。
午後遅くなるなら札幌だけ。
自然も見たいならレンタカーで支笏湖+札幌。
函館が目的なら、最初から函館空港を使って函館へ。
このくらいはっきり地域を分ければ、1泊2日の計画はかなり作りやすくなります。
そしてホテルや航空券を選ぶときは、最安料金だけに目を向けないでください。
何時に北海道へ着くのか。
ホテルから翌日の目的地へ行きやすいか。
帰りの飛行機まで何時間使えるのか。
その時間まで含めて旅行商品を比較しましょう。
北海道は一度の旅行ですべてを見る必要はありません。
今回は札幌と小樽。
次回は富良野と美瑛。
その次は函館。
時間を取れるようになったら道東へ。
そんなふうに分けて訪れると、同じ北海道でも毎回違った旅を楽しめます。
1泊2日しかないからと焦らず、あなたが一番見たい北海道を一つ決めてください。
もし「もう少し札幌以外も見たい」と感じたら、無理に1泊2日に詰め込むより、北海道2泊3日モデルコースへ日程を伸ばした場合も比べてみてください。1日増えるだけで、小樽で過ごせる時間や郊外へ出る余裕がかなり変わります。
1泊2日は短いから失敗しやすいのではなく、欲張ったときに失敗しやすい日程です。飛行機の時間、天気、体力に合わせて一つ予定を減らせるくらいの余白を残しておくと、短くても気持ちのいい北海道旅行になります。
その一つをゆっくり楽しむことが、短い北海道旅行を満喫する一番の近道だと思います。


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