こんにちは、北海道の道と暮らしナビのカズ180です。
北海道の11月は、秋から冬へ一気に季節が切り替わる月です。札幌や函館では紅葉が残る日がある一方、旭川や峠では雪や凍結を意識する場面が増えます。月の後半になると、札幌ではイルミネーションやクリスマス市も始まり、街の雰囲気は一気に冬へ変わります。
- 11月の北海道でどこへ行くと楽しめるか
- 紅葉と雪をどこまで期待できるか
- 2026年11月に開催される主なイベント
- 服装・レンタカー・冬道で注意すること
11月は北海道旅行の中でも判断が難しい時期です。「紅葉を見に行ったら雪だった」「札幌は乾いていたのに峠は凍っていた」ということもあります。逆に、季節の変わり目だからこそ、秋と冬の両方を感じられる面白さがあります。
私が11月に車で移動するときは、積雪の有無より朝晩の気温を気にします。雪がほとんど見えなくても、橋の上や日陰、峠では路面が凍ることがあります。札幌市内が乾いていても郊外は条件が違うので、旅行者ほど「目的地だけでなく途中の道」を確認しておくと安心です。
11月の北海道旅行は、前半と後半で旅の目的を変えると計画しやすくなります。
- 前半:函館の紅葉、札幌市内観光、温泉
- 中旬:厚岸の牡蠣など秋冬グルメ
- 後半:札幌のイルミネーション、クリスマス市
- 車移動:雪・凍結を前提にルートを考える
北海道の11月観光はおすすめ?
11月は夏や紅葉のピークに比べると、観光客が落ち着きやすい時期です。花畑や真っ赤な紅葉を目的にするには遅い地域もありますが、温泉、海鮮、街歩き、イルミネーションを楽しむには良い季節です。
北海道で暮らしていると、11月は「まだ本格的な冬ではない」と感じる日もあります。ただ、朝晩の道路は別です。気温が下がった翌朝は、雪が積もっていなくても路面が凍結することがあります。
そのため、11月の北海道は観光そのものよりも、移動方法を先に考えておくことが大切です。札幌・小樽だけならJR中心でも回れますが、郊外や道東へ行くなら道路状況まで確認して計画してください。
服装については北海道11月の服装ガイドで上旬・中旬・下旬に分けて詳しく解説しています。
11月上旬は秋と冬の境目
11月上旬は、道南などで紅葉を楽しめる場所が残る一方、内陸部や山沿いでは冬の条件が入り始めます。同じ日に函館と旭川を比べても、景色や気温が大きく違うことがあります。
函館の香雪園では、2026年の「はこだてMOMI-Gフェスタ」が10月16日から11月8日まで予定されています。ライトアップは16時から21時で、11月に紅葉を楽しみたい人には貴重な候補です。
道東の阿寒湖では「KAMUY LUMINA」が2026年11月3日まで開催予定です。森の中を歩く夜の体験なので、防寒はしっかり準備してください。
11月後半は冬の札幌が始まる
11月後半になると、札幌では冬のイベントが始まります。2026年は「さっぽろホワイトイルミネーション」と「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」が11月20日から始まる予定です。
雪景色になるかどうかは年によりますが、街路樹や大通公園がライトアップされると、札幌の街は一気に冬らしい雰囲気になります。雪まつりほど混雑せず、冬の札幌を少し早く楽しみたい人には面白い時期です。
11月後半の札幌は、昼より夜の観光を意識すると楽しみやすいです。イルミネーション、地下街、すすきのの食事などを組み合わせれば、寒い時間を屋外だけで過ごさずに済みます。
11月の北海道おすすめ観光7選
11月は広い北海道を一気に回るより、季節と交通条件に合わせてエリアを絞る方が安全で満足しやすいです。
札幌|イルミネーションと冬グルメ
11月後半なら札幌が最も予定を組みやすいでしょう。大通公園、札幌駅、すすきのは地下鉄や地下歩行空間で移動しやすく、雪や冷え込みがあっても予定を立て直せます。
2026年11月20日からは、さっぽろホワイトイルミネーションの大通会場などが順次スタートします。同日からミュンヘン・クリスマス市も始まり、冬の札幌らしい雰囲気を味わえます。
11月後半に札幌を拠点にする場合は、札幌駅周辺から市内観光やJRでの小樽移動を組みやすくなります。
函館・香雪園|11月上旬の紅葉
11月に紅葉を狙うなら道南が候補です。香雪園の「はこだてMOMI-Gフェスタ」は2026年11月8日まで予定されており、夜のライトアップも行われます。
函館山の夜景やベイエリアと組み合わせやすいのも魅力です。ただし夜は風が冷たく感じるため、紅葉シーズンという言葉だけで軽装にしないようにしてください。
香雪園は函館市の見晴公園内にあります。11月上旬に紅葉を狙う場合は、函館市街との位置関係も確認しておくと旅程を組みやすくなります。
小樽|天気が変わっても動きやすい
小樽は札幌からJRで移動できるため、道路状況を気にせず観光したい人に向いています。運河、堺町通り、寿司、カフェなど、屋内と屋外を行き来しながら回れるのも11月には助かります。
海沿いは風が強く、数字以上に寒く感じることがあります。手袋やマフラーをバッグへ入れておくと便利です。
登別温泉|寒い季節ほど温泉を楽しむ
11月は温泉旅行に向いた時期です。登別なら地獄谷を散策してから温泉に入る流れを作りやすく、札幌からも比較的アクセスしやすいです。
夜の地獄谷では「鬼火の路」が通年行われています。日没後はかなり冷えるため、宿へ戻りやすい時間帯で楽しむのがおすすめです。
阿寒湖|温泉とアイヌ文化
道東の阿寒湖は、温泉とアイヌ文化を組み合わせたい人に向いています。11月上旬ならKAMUY LUMINAも候補ですが、日没後の森を歩くため防寒装備は必須です。
道東をレンタカーで走る場合は、札幌周辺より早く冬道になる可能性を考えてください。道路条件が悪い日は予定を変更できる余裕を残しておくことが大切です。
厚岸|牡蠣を目的に道東へ
2026年11月14日・15日には「あっけし牡蠣まつり」が予定されています。新鮮な牡蠣を炭火焼きで味わえる、厚岸を代表するイベントです。
グルメを旅の目的にすると、景色が冬へ切り替わる11月でも満足度を上げやすくなります。釧路を拠点にして厚岸へ向かうプランなら、長距離移動を少し抑えられます。
定山渓|札幌近郊で温泉旅
札幌から大きく離れずに温泉へ行きたいなら定山渓も候補です。紅葉のピークは過ぎていても、冷たい空気の中で入る温泉は11月ならではの楽しみがあります。
札幌中心部と定山渓では気温や路面状況が違うことがあります。車で行く場合は、出発地の天気だけを見ず、定山渓側の予報も確認してください。
2026年11月の主なイベント
11月は、秋のイベントから冬のイベントへ入れ替わる時期です。2026年に公式発表されている主な予定をまとめました。
| イベント | 2026年の予定 | エリア | 特徴 |
|---|---|---|---|
| さっぽろ菊まつり | 11月1日〜3日 | 札幌 | 地下空間に菊作品が並ぶ札幌四大まつりの一つ |
| はこだてMOMI-Gフェスタ | 10月16日〜11月8日 | 函館 | 香雪園の紅葉と夜間ライトアップ |
| KAMUY LUMINA | 〜11月3日 | 阿寒湖 | 国立公園の森を歩くナイトウォーク |
| あっけし牡蠣まつり | 11月14日〜15日 | 厚岸 | 新鮮な牡蠣を楽しめる秋の味覚イベント |
| さっぽろホワイトイルミネーション | 大通会場は11月20日〜12月25日 | 札幌 | 札幌中心部を彩る冬のイルミネーション |
| ミュンヘン・クリスマス市 | 11月20日〜12月25日 | 札幌 | フード・雑貨・光を楽しむ冬イベント |
| SAPPORO CITY JAZZ | 11月27日〜12月2日 | 札幌 | 冬の札幌で楽しむジャズフェスティバル |
イベント日程や内容は変更される場合があります。旅行直前には主催者や公式観光サイトで最新情報を確認してください。
11月の北海道で食べたいもの
11月の北海道は、温かい料理と海鮮がうれしい季節です。牡蠣、鮭、いくら、ホタテ、カニ、ラーメン、スープカレーなど、寒い時期だからこそ楽しみやすい食べ物があります。
旅行の日程を観光地だけで埋めるのではなく、「昼は小樽で寿司」「夜は札幌でスープカレー」のように食事を軸にすると、天候が悪くても予定が崩れにくくなります。
11月の北海道は雪が降る?
11月は北海道各地で雪を意識する時期です。ただし、「北海道だから11月はずっと雪景色」というわけではありません。札幌では雪が降っても一度解けることがありますし、函館では紅葉が残る時期もあります。
一方で、旭川、道北、内陸部、山間部、峠では冬道になる可能性が高まります。旅行日が近づいたら、天気予報だけでなく道路の映像も確認してください。
都市ごとの初雪時期は北海道の初雪はいつ?、現在の道路状況は北海道ライブカメラで確認できます。
レンタカーはスタッドレスタイヤ前提
11月に北海道でレンタカーを使うなら、スタッドレスタイヤ装着車を前提に考えてください。ただし、冬タイヤだから安全というわけではありません。
北海道の冬道で怖いのは、見た目では分かりにくい凍結です。橋の上、日陰、早朝、夜間は特に滑りやすくなることがあります。
雪道運転に慣れていない場合、天候が悪い日はJRやバスへ切り替える判断も必要です。旅行だから予定通り走らなければならない、と考えないようにしてください。
タイヤ交換時期の考え方は北海道のスタッドレスタイヤ交換はいつ?、雪道の基本は北海道の冬道運転は怖い?で詳しく説明しています。
11月の2泊3日モデルプラン
札幌・小樽を公共交通で回る
- 1日目:新千歳空港→札幌市内→札幌泊
- 2日目:JRで小樽→札幌へ戻る→イルミネーション
- 3日目:札幌市内→新千歳空港
11月後半なら、冬道運転を避けながらイルミネーションやクリスマス市を楽しめます。
函館で紅葉と街歩きを楽しむ
- 1日目:函館空港→元町・ベイエリア→函館泊
- 2日目:香雪園→五稜郭→函館山
- 3日目:函館朝市→市内観光→函館空港
11月上旬なら、香雪園の紅葉時期と合う可能性があります。道路条件が不安なら、市電やバスを中心に動くのもおすすめです。
出発前に確認したい6項目
- 目的地の最高気温と最低気温
- 雪・雨・風の予報
- 移動ルートに峠があるか
- レンタカーのスタッドレスタイヤ装着
- 道路ライブカメラと通行規制
- イベントの最新開催情報
11月は旅行日の1週間前より、前日・当日の情報の方が重要になることがあります。特に車で移動する場合は、出発直前に道路状況を確認してください。
北海道11月観光でよくある質問
11月の北海道旅行はつまらないですか?
紅葉のピークや夏の花畑は終わっている地域が多いですが、温泉、海鮮、イルミネーション、街歩きを楽しめます。観光客が落ち着く時期でもあり、目的を決めれば十分楽しめます。
11月の北海道は雪景色ですか?
地域と日によります。道北や内陸部は冬景色になることがありますが、札幌や函館では雪が積もっていない日もあります。雪景色を確実に期待する時期とは言い切れません。
11月に紅葉は見られますか?
道北や道央では見頃を過ぎていることが多いですが、函館など道南では11月上旬まで紅葉を楽しめる場所があります。2026年の香雪園ライトアップは11月8日まで予定されています。
11月の北海道でレンタカーは危険ですか?
スタッドレスタイヤが装着されていても、凍結路面では運転技術が必要です。冬道経験が少ない場合は、雪や凍結の強い日は公共交通へ切り替えることも考えてください。
11月の北海道ではダウンが必要ですか?
中旬以降や朝晩の観光ではダウンが役立つ日が増えます。札幌より寒い旭川や道東、夜のイルミネーションではしっかりした防寒を用意した方が安心です。
北海道11月観光まとめ
11月の北海道は、秋の終わりと冬の始まりを同時に感じられる季節です。前半なら函館の紅葉、後半なら札幌のイルミネーションやクリスマス市が大きな見どころになります。
一方で、観光以上に注意したいのが雪と凍結です。特にレンタカーで広い範囲を回る場合は、予定を詰め込みすぎず、天候に合わせて変更できる旅程にしてください。
- 11月上旬は道南の紅葉を候補にする
- 中旬は温泉や海鮮を中心に組む
- 後半は札幌の冬イベントを楽しむ
- 車はスタッドレス前提で道路状況を確認する
- 寒さ対策は昼ではなく朝晩を基準にする
11月は「何もない時期」ではありません。行き先と移動方法を季節に合わせれば、夏や真冬とは違う北海道を楽しめます。


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