こんにちは、北海道の道と暮らしナビのカズ180です。
3月の北海道は、少しずつ春へ向かう時期です。ただ、北海道で暮らしている感覚では「3月=春の服装」と考えると、かなり寒く感じる日があります。
日中は雪が解けて道路が濡れていても、朝晩になるとまた凍る。札幌ではプラス気温の日が増えても、旭川や道東では朝に氷点下まで下がることも珍しくありません。


上旬は冬装備、中旬は脱ぎ着しやすい重ね着、下旬は昼間の暖かさに合わせながらも朝晩の冷え込みに備える。この考え方なら失敗しにくくなります。
この記事では、北海道3月の服装を上旬・中旬・下旬に分けて、気温の目安、コート、インナー、靴、雪解け時期ならではの注意点まで、北海道で暮らす目線からやさしくまとめます。
北海道の3月は春というより「冬から春への途中」
本州では3月になると春物のコートへ替える地域も増えますが、北海道は少し事情が違います。
気象庁の1991〜2020年の平年値では、札幌の3月は平均気温1.1℃、日最高気温の平均4.5℃、日最低気温の平均-2.4℃です。月平均ではプラスになっても、朝晩はまだ氷点下が普通に入ってきます。
旭川では3月1日の平年値で平均-4.2℃、最低-9.7℃となっており、3月初めは地域によって真冬に近い冷え込みが残ります。
北海道の3月は「昼間の数字」だけで服装を決めないことが大切です。
ホテルを出る朝、観光を終えて戻る夕方、風のある屋外では、予報の最高気温よりずっと寒く感じることがあります。
3月上旬・中旬・下旬で服装を変える
3月は1か月の中でも変化が大きいので、ひとまとめに考えるより、旅行する時期で分けると準備しやすくなります。
| 時期 | 服装の考え方 | 靴 |
|---|---|---|
| 3月上旬 | 冬用コートやダウンを基本に。朝晩は手袋・マフラーもあると安心 | 防水・滑りにくい冬靴 |
| 3月中旬 | コート+ニットなど、脱ぎ着できる重ね着 | 防水性のある靴を優先 |
| 3月下旬 | 日中は少し軽めでも可。朝晩用に上着はしっかり残す | 雪解け・水たまりに強い靴 |
3月上旬|まだ冬の服装で考える
上旬は、私なら基本的に冬の延長として考えます。
札幌中心部でも雪が残り、朝晩は路面が凍ることがあります。旭川・美瑛・富良野方面や道東へ行くなら、さらに防寒を強めた方が安心です。
おすすめは、ダウンジャケットや中綿入りコートの下に、ニットやフリースなどを重ねる形です。室内は暖房が効いているため、厚手の服を一枚だけ着るより、脱げる組み合わせの方が楽です。
3月中旬|重ね着で調整しやすくする
中旬になると、晴れた昼間は「思ったより暖かい」と感じる日も増えてきます。
ただ、日陰や風のある場所へ行くと急に寒くなります。観光で屋内と屋外を行き来するなら、前を開けられるコートや薄手ダウンなど、温度調整しやすい服装がおすすめです。
厚手の一枚より、長袖インナー+ニット+アウターのように分けておくと、電車や飲食店でも暑くなりすぎません。
3月下旬|日中は春らしくても朝晩は油断しない
下旬になると雪解けが進み、道路脇の雪山も少しずつ小さくなってきます。
函館など道南では春らしさを感じやすくなりますが、札幌でも朝晩は冷えます。旭川や道東、山間部へ移動する旅行なら、まだ冬寄りの装備を残しておいた方が安心です。
「昼は軽めの上着で大丈夫だったから、そのまま夜景を見に行ったら寒かった」というのは3月に起こりやすい失敗です。
北海道3月旅行の基本コーデ
服装に迷ったら、次の組み合わせを基準にすると考えやすいです。
- アウター:ダウン、中綿コート、風を通しにくい防寒コート
- トップス:ニット、フリース、スウェット
- インナー:長袖の吸湿発熱系インナーなど
- ボトムス:厚手のパンツ。寒がりならタイツやレギンスを追加
- 小物:手袋、マフラー、ニット帽は上旬ほど役立つ
- 靴:防水性があり、滑りにくいもの
北海道観光公式サイトでも、3月はまだコートが必要で、朝夕の気温差に対応できる服装、シャーベット状の雪に備えた防水加工の靴がすすめられています。
北海道観光公式サイト HOKKAIDO LOVE!|服装と気温データ
3月は「寒さ」より靴選びで困ることもある
3月の北海道で意外と困るのが足元です。
真冬の乾いた雪だけではなく、昼間に解けた雪が水っぽくなり、歩道にシャーベット状の雪や大きな水たまりができることがあります。
スニーカーでも歩ける日そのものはありますが、普通の布製スニーカーだと靴の中まで濡れてしまうことがあります。


旅行用としては、防水スニーカー、ショート丈の防水ブーツ、冬用シューズなどが使いやすいです。
朝晩は再凍結にも注意
昼間に解けた雪や水が、夕方から夜にかけて再び凍ることがあります。
見た目には濡れているだけに見えても滑ることがあるため、靴底の溝が浅いものや革底の靴は避けた方が歩きやすいです。
車で移動する予定がある方は、北海道の冬道運転で注意したい雪道・凍結路のポイントも出発前に確認しておいてください。
札幌・旭川・函館・道東で服装は同じではない
北海道は広いので、同じ3月でも場所によって体感がかなり違います。
| エリア | 3月の服装イメージ |
|---|---|
| 札幌・小樽 | 冬コートを基本に、下旬は中の重ね着を少し軽くする |
| 旭川・美瑛・富良野 | 札幌より寒い想定。上旬は真冬寄りの防寒が安心 |
| 函館・道南 | 春に近づきやすいが、朝晩用のコートは必要 |
| 帯広・釧路など道東 | 晴れていても朝晩は冷えやすい。風を防げる上着が便利 |
北海道内を何日かかけて周遊するなら、一番暖かい場所に服装を合わせないのがコツです。
札幌でちょうどよくても、美瑛や旭川へ移動したら寒いということは普通にあります。
3月の北海道旅行で持っていくと便利なもの
- 折りたためる手袋
- 薄手のマフラーやネックウォーマー
- 防水スプレーを使った靴
- 替えの靴下
- 小さめのタオル
- 脱いだ防寒具を入れられるバッグ
- 乾燥対策のリップクリームやハンドクリーム
特に替えの靴下は、雪解け時期の観光で持っていると助かります。大げさに見えますが、靴の中へ水が入ったときに一足あるだけでかなり違います。
2月と3月では何が変わる?
2月は真冬として防寒を優先しやすいのですが、3月は昼間の暖かさが加わるため、服装選びが少し難しくなります。
2月との違いを簡単に言えば、3月は「防寒を減らす」のではなく「脱ぎ着できるようにする」ことです。
2月の旅行を検討している方は、北海道2月の服装ガイドも比較してみてください。
ほかの月との違いを一度に確認したい場合は、北海道旅行の月別ガイドに1月〜12月をまとめています。
北海道3月の服装で迷ったら「冬を少し軽く」が安心
3月の北海道は、暦だけを見ると春ですが、旅行者の服装はまだ冬を基準にした方が安心です。
上旬はしっかり防寒。中旬は重ね着で調整。下旬は日中に少し軽くしながら、朝晩の冷え込みに備える。
そして、3月ならではなのが雪解けです。コートの厚さばかり気にするより、防水性のある靴を選んだ方が旅行中の快適さにつながることもあります。
北海道に住んでいると、3月の晴れた日は春が近づいているのを感じます。それでも夕方になると急に冷え込み、「やっぱりまだ北海道の冬だな」と思う日があります。
荷物を減らしすぎず、脱いだり着たりできる服装で、冬と春が混ざる3月の北海道を楽しんでください。


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